りんごに含まれるポリフェノールの薄毛への効果と育毛効果の関係とは!?
最終更新日:2022.08.08
皆さんご存知の赤くて丸い果物「リンゴ」。
リンゴには実は、1日1個リンゴで医者知らずといわれるように、美容効果や体の健康がなど、【美容効果も高い食べ物】でもあるのです。
また最近では、リンゴに含まれる※リンゴポリフェノールに育毛の効果が期待できることを知っていますか?
今回のブログは、りんごのポリフェノールに着目し、りんごによる育毛効果についてご紹介します。
そもそもりんごポリフェノールとは?
りんごポリフェノールとは、リンゴに含まれる100種類以上のポリフェノールを総称して呼ばれています。
別名《プロシアニジン》とも呼ばれ、抗酸化物質が豊富に含まれています。
そもそもポリフェノールには体の免疫機能低下を引き起こす活性酸素の発生自体を抑制する抗酸化物質が含まれており健康維持の観点からも着目されています。
このリンゴポリフェノールは、リンゴの中でも「皮」に多く含まれる成分であり、完熟したリンゴより、未完熟なリンゴや青りんごに多く含まれる成分です。
りんご(プロシアニジン)による育毛効果とは?
リンゴポリフェノールの1つ「プロシアニジン」が髪の毛にとって非常に効果的な働きをしてくれているのです。
実はこのリンゴポリフェノールを使用し、大学と製薬メーカーが毛母細胞の「活性化が行われるか」共同研究を行っております。
実験では、71%の方の毛密度が増加し、1平方センチメートルあたり、22.8本も発毛し、48%の人で硬毛が増加がみられた。
上記の内容のように、ポリフェノールは、髪の毛を合成する毛母細胞の増殖に期待でき毛量の増加を確認することが出来ています。
他にも、髪の毛を育毛するのに大切な強い抗酸化作用や血行促進効果が期待されています。
リンゴの抗酸化作用で髪の毛の酸化物を取り除く
リンゴの皮に多く含まれる『プロシアニジン』には強い抗酸化作用があります。
髪の毛は他の体の中でも細胞分裂のスピードが早く、細胞を老化させる酸化物が産生されやすい組織です。
抗酸化物質を摂取することで、毛根周辺の酸化物を減少させて毛母細胞へのダメージを軽減することが期待できます。
具体的にリンゴに含まれるポリフェノールは非常に多くポリフェノールが多く含まれるといわれる食べ物と比較しても引けを取ることはありません。
リンゴに含まれるポリフェノールの含有量
・セサミ「ゴマ」に含まれるポリフェノールの約17倍
・茶カテキンに含まれるポリフェノールの約6倍
・ブドウやワインに含まれるポリフェノールの約3倍
リンゴによる血行改善
リンゴには、血中のコレステロール値を下げる働きがあり、血液をサラサラにする効果が期待できます。
髪の毛へ栄養を運ぶのは毛細血管の中の血液なので、その血液がサラサラになるということは、髪の毛へ栄養を沢山与えることにも繋がるわけです。
その結果、多くの栄養をもらった髪の毛は、今まで以上に髪の毛を「太く・長く」成長することが可能です。
実際に、研究データでもリンゴを1日1つ食べ続けることで血行が促進されたとデータも存在します。
リンゴだけでは薄毛を改善することは難しい
これまで、リンゴの髪の毛に対する効果3つお伝えしてきましたね。
1. プロシアニジンによる育毛効果
2. 抗酸化作用
3. 血行改善
しかし、りんごの摂取だけで、薄毛を状態を元に戻すことは正直なところ難しいです。
薄毛が進行する理由は、遺伝の他にも複数の原因が上げられるため、しっかりと薄毛治療として行なって行かない限りはかなり難しいです。
ただし、りんごを食べることで健康的にも髪の毛にとっても良いことだらけなのは事実なんです。
薄毛の原因も複数あるように、様々な薄毛対策の中の効果的な1つとして行ってほしいですね。
まとめ
本記事では、「リンゴに含まれる成分が育毛効果があることについて」解説しました。
リンゴの皮に多く含まれるプロシアニジンには、強い抗酸化作用だけでなく臨床研究の段階ではあるものの毛量の増加が確認されています。
薄毛や抜け毛が気になり出した人は、普段の生活に毎日の食事なリンゴを取り入れてみるのも一つの手かも知れませんね。
薄毛や抜け毛で不安な人はまずは、薄毛の専門家に相談をして原因を特定して対策することをお勧めします。