今回は皆さまが一度は薄毛対策でしたことのある育毛剤ですが、効果がでたら止めていいのか、辞めたらどうなるのかを詳しくお話しさせて頂けたらと思います。

育毛剤によって育毛された髪は止めたらどうなるのか?

使用を辞めたら、育毛剤の効果はどうなるのか?さらに改善した髪の毛はどうなるのかが気になりますよね。

また、育毛剤を使用して効果を感じない場合に、使用を辞めると更に薄毛が進行するじゃないかと不安になることもあります。


実は効果がでない理由として大きく分け2つあります。

・現状をキープ出来ているのが育毛剤のおかげ
・育毛剤の効果が全くない

以上の理由により、育毛剤の使用を辞めても、薄毛の進行スピードは以前と変わらないという事になります。

仮に育毛剤の使用を辞めたとして、髪の毛の量は「変わらないか少し減る程度」がほとんどなんです。

では、効果がでている状態で育毛剤の使用を辞めた場合どうなると思いますか?

育毛剤による効果の出し方は2種類のパターン

育毛剤は、2つの種類の方法で効果が違います。

そのため、育毛剤の種類によっては、使用を辞めると当然効果が止まるため薄毛に戻ってしまうこともあります。

そんな効果がある育毛剤として知られているのが、「フィナステリド」を成分としたものと、「ミノキシジル」を成分とした2つです。

【代表的な育毛剤の働き】

フィナステリド:男性ホルモンを抑制しAGAの主な原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制する。

ミノキシジル:頭皮などの血管を拡張させ、頭皮への血液の巡りを良くすることで発毛させる。

これらの成分を乗り物で例えると、ミノキシジルは(アクセル)で、フィナステリド(ブレーキ)となります。

では、これら2種類の育毛剤で、どちらの効果がなくなると再び薄毛になってしまうでしょうか?

答えは、薄毛の進行の抑制に繋がる「フィナステリド」となります。

前述でもお伝えした通り、育毛剤には2種類あるため、辞めたら効果も、副作用もまったく違ってくるのです。

なのでもし育毛剤を使用しているならご自身が使用している育毛剤がどっちの種類か確認することをおすすめします。

前述でも説明した通り、フィナステリド配合されている育毛剤は男性ホルモンを抑制することでAGAを抑制してくれます。

髪の毛の抜けてから生えるサイクルには、成長期→退行期→休止期と繰り返しています。

このヘアサイクルが乱れると抜け毛が増え薄毛になってしまい、サイクルが乱れる原因であるのが、悪い男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)なのです。

DHTジヒドロテストステロンは、毛根から毛乳頭に結合することで、成長抑制因子を分泌させます。

その結果、髪の毛が成長しなくて良いと判断され、抜け毛となってしまうのです。

この状態を改善、抑制するのが、フィナステリドが含まれた育毛剤となります。

つまりは、フィナステリドのお薬(外用薬)を、パタッと辞めると栓をされていたものが外れるので再び薄毛なる可能性があるわけです。

最近では、このジヒドロテストステロンを抑制するとされるサプリメント(ノコギリヤシ)・化粧品(キャピキシル)薬(ザガーロ)が他にも流通しております。

髪の毛を発毛させる作用の育毛剤を辞めたらどうなるのでしょうか?

薄毛の状態を改善させ、強い発毛効果を持っている育毛剤であるミノキシジルの服用(飲む・塗る)を辞めた場合は、

発毛の効果がなくなるだけで、フィナステリドより離脱症状が少ないと言われています。

ミノキシジルは血管拡張効果により、普段はちょっとした原因で行き届きにくくなる毛細血管にまで血液が行きわたります。

当然頭皮の血流も増加するため、より多くの酸素と栄養を毛母細胞に働きかけ、発毛するのです。

育毛剤の発毛効果ミノキシジルはあくまで髪の毛を育てる・発毛させることに作用する効果が強い育毛剤であるため、少しずつ量をセーブすることで離脱症状を調整できる場合もあります。

【育毛剤の効果を最大限にするには、生えた後のケアを続けることが大事】

育毛剤を使用した後に効果がでた場合も、引き続き頭皮ケアなどを行うことがとても大切です。

しかし育毛剤を使用している方の中には、効果がでたら育毛剤を辞めようと思っている方もいて、そのリスクを知りたい人が多いと思います。

もうそろそろしんどい!何とかして辞めたいッ!と思っている方へ、育毛剤の使用を完全にやめた・育毛剤を引き続き続けた場合・場合の2パターンを紹介します。

育毛剤を続けた場合(最も毛量を維持できる)

当然となりますが、効果がでた後も育毛剤を使用し続けることが効果を維持できます。

現状を維持したいと強く望むなら、使用を続けることが一番望ましいでしょう。

育毛剤の使用を辞めた場合

いきなり辞めてしまうと、離脱症状などにより薄毛を進行させる恐れももちろんあります。
使用を辞めた場合は、様子を見ながら少し薄くなったかなと感じるタイミング使用を再開し維持を行ってあげるようにしましょう。

頭の片隅に入れてほしいことは、育毛剤の使用期間が長ければ長いほど、辞める時は慎重に行う必要があります。
というのも、使用し続けた期間は、育毛剤の働きによって髪の毛は維持することが出来ています。
なので止めるタイミング次第では、半分くらいの髪の毛が抜けてしまうこともあり、せっかくの努力が水の泡です。
そのため、育毛剤を辞める時は、慎重に行うようにしましょうね。

最後に

いかがだったでしょうか?

簡単に始めることが出来る育毛剤ですが、辞める時は、慎重に行う必要があるのです。

育毛剤だけで生やすのは限界がありますので一度専門家に相談してみることをおススメします。

この記事を書いた人:大薗 舞

年齢:25歳
身長:156㎝
血液型O型
趣味:音楽鑑賞、流行りの音楽を聴くのが趣味です。
座右の銘:努力は必ず報われる
努力しただけ自分に返ってきます
努力は必ず裏切らないと思いますので何事にも努力は必要だと思います。