薄毛で悩んでいない方でも1日50~100本の抜け毛があると言われます。

秋口から抜け毛が多少ですが増えることもあります。

ですが急に抜け毛が増えたり短い毛や細い毛が抜けると、薄毛危険度が高まる抜け毛が
ある可能性があります。

これらのような違う抜け毛と健康な抜け毛は「毛根」「髪の毛の太さ」「長さ」という3つを確認することでチェックすることが可能です。


抜け毛が増えたと思いの方や薄毛になってきたなと思う方は抜け毛チェック
セルフ危険度チェックをしてみましょう。

これからは抜け毛との毛根と薄毛の関係性、抜け毛の色味など薄毛になりやすい危険度が高まる原因について解説していきます。

薄毛になりやすいのは毛根の形、色でわかる

健康な抜け毛と薄毛の方の抜け毛は明らかに違う点があります。
その特徴で判断が出来ます。

その判断するポイントは毛根の形や色、髪の毛の太さや長さです。

なぜこの3ポイントをチェックすることで薄毛危険度が分かるのか?
髪の毛のメカニズムを解説していきます。

髪の毛のメカニズム

髪の毛は毛根部分の孟母細胞が分裂し、増殖を繰り返して角化し髪の毛となり
男性が約3~5年・女性は約4~6年成長を続けていきます。

その後成長が止まり、髪の毛が抜けて、新しい髪の毛が生まれます。

今まで生えていた髪の毛は新しい髪の毛に押し出されて抜け落ちるため
1日100本抜けても問題なく髪の毛はフサフサの状態になります。

このことをヘアサイクルと言います。このヘアサイクルを繰り返しながら毛量を維持していきます。

毛根の色・形と抜け毛の関係

髪の毛のヘアサイクルが崩れると成長する期間が短くなってしまいます。
その成長途中で免疫機能が異常をきたし、毛根が攻撃されてしまったり、頭皮トラブルで髪の毛が成長出来ていない新たに成長している最中の髪の毛まで抜けてしまうなど異常なヘアサイクルになってしまいます。

 

毛根は髪の毛が成長している最中の場所であるため、関係性が深く、異常が起きているかは毛根を確認することが一番最適です。

毛根の色や形を確認する方法

自然に抜けた抜け毛を観察します。自分で引っ張ったりはNGです。

毛根がはっきり見えるように白い紙の上に抜け毛を置き、スマホの拡大機能
拡大鏡アプリを使うと細かく確認できます。

健康な抜け毛の毛根の特徴

毛根の根元に近づくほど白くなっており、下が膨らんでいる綺麗なマッチ棒たオタマジャクシのような形になっています。


画像のような形であれば、健康な抜け毛の毛根になり、安心されるといいです。

薄毛になりやすい危険度が高い抜け毛の特徴

ヘアサイクルの乱れで新しい髪が生える為の準備前に抜けてしまう髪の毛の毛根には
特徴があります。

特徴を見て比較されて下さい。
この特徴に当てはまれば、薄毛危険度が高いことになります。

①薄毛危険度が高い毛根の特徴

「毛根が細い」

男性型脱毛症(AGA)や過度なダイエットをされている方に多い特徴になります。
毛根の膨らみがなく、髪の毛が成長できなかったか、栄養を受け取ることできなかった
可能性があります。

また正常な抜け毛であれば白い毛根ですが黒い毛根であれば退行期が短くメラニン色素が
提供されている成長期中に抜けてしまった髪の毛の可能性がありヘアサイクルが乱れてしまったと考えられます。


②薄毛危険度が高い毛根の特徴

「形がいびつ」

第2の特徴は、毛根の形がマッチや棍棒(クラブ)のような形ではなく
いびつになっていることです。

ストレスによる脱毛、もう一つは自己免疫疾患の抜け毛でこうなることが多いです。

免疫細胞が何かしらのトラブルで自分の毛根を害あるものとして攻撃してしまうことで
抜け毛を誘発してしまいます。この原因は解明されていなく、研究課題の一つになります。

③薄毛危険度が高い毛根の特徴

「白い付着物がある」

第3の特徴は白いベタベタする付着物があるとい特徴です。

皮脂の過剰分泌、シャンプーなどの洗い残しでなることがあります。
皮脂過剰分泌になっている状態が続くと脂漏性皮膚炎になり
頭皮の炎症、かゆみだけでなく老けが増えてしまうことで薄毛の原因になることもあります。

④薄毛危険度が高い毛根の特徴

「毛根がない、小さすぎる」

第4の特徴は毛根がない、小さすぎるです。

毛根がないということは考えられないので、毛根付近で髪の毛が切れてしまったか
小さすぎる膨らみを確認できないということが考えられます。

毛根が縮小化しているのであれば、ヘアサイクルが乱れ成長できない髪の毛が多くなり
薄毛が進行している状態になります。


以上のような抜け毛の毛根を見られた場合、何かしらの薄毛対策を開始されることをおすすめします。

また専門家に相談することもおすすめします。

抜け毛の量や太さ・長さにも注目

毛根の形が問題ない正常だが抜け毛は多いと思われている方は
次に注目するべき項目は「太さ、長さに注目する」です。

抜けた髪の毛と今は得ている髪の毛の太さや長さを比較してチェックされて下さい。
生えている髪の毛より、細く、短い場合はヘアサイクルが乱れている可能性が
かなり考えられます。

抜け毛の量が明らかに増える

数か月で抜け毛の量が増えた場合、季節の変わり目もあるのですが
ストレス、AGA(男性型脱毛症)FPHLの進行が考えられます。

ストレスの場合は血流が急激に悪化し髪の毛の成長をストップしてしまうので
抜け毛が増えることもあります。

AGA、FPHLの場合は抜け毛の量が増えると抜け毛の髪質に変化が出ます。

細い・短い毛が多く抜けている

抜け毛が短く、細い場合は血流悪化、頭皮環境の悪化、自律神経やホルモンバランスの乱れが考えられます。

ホルモンバランスが乱れると毛包の収縮で抜け毛が少しずつ増えて薄毛進行につながります。

ヘアサイクルの乱れの抜け毛は原因となるものを排除しない限り、薄毛が進行してしまうことになります。


早急な薄毛専門家に相談されることをおススメ致します。

 

薄毛危険度が高い抜け毛対策

薄毛危険度が高い抜け毛は対策することが可能です。
抜け毛が増えているという方はまずはこちらを試してください。

乱れた食生活

人によって最適な睡眠時間は異なりますが、睡眠中に分泌される成長ホルモンには髪の毛を作る細胞を刺激して活発化させる働きがあるため出来るだけ多く分泌させる為にも
しっかりと深い睡眠に入ることが必要です。

特に就寝前のスマホ、パソコンは控えることをおすすめします。

運動不足

血流不足になることで頭皮の毛細血管まで栄養や酸素を届けることが難しくなり
髪の毛を作る細胞の働きが低下し、細く弱い髪の毛が作られます。
日頃より、通勤、通学、外出時は意識して行動されて下さい。

ストレス

ストレスを感じている方、または感じてはいない方でも実際にストレスがかかっていることがあります。そのストレスをそのままにしていると危険度が高い抜け毛が増えます。

肩こり、立ち眩みなどの症状や目覚めが悪かったり、疲れやすくなっていたりと
身体面、精神面で影響が出てきます。

対策はリフレッシュすることです。

有酸素運動などのスポーツや自然に触れる旅行などがオススメ。

お酒や暴飲暴食でストレス発散は悪影響につながります。

間違ったヘアケア

毎日朝晩2回シャンプーをしている、洗った後は自然乾燥、トリートメントは根元からつけるなど間違ったヘアケアをしていると薄毛危険度が高い抜け毛が増えてしまいます。

間違ったヘアケアで頭皮に雑菌が繁殖してしう環境も作ってしまいます。

シャンプー等は爪を立てて洗ったりすると頭皮を傷つけてしまう恐れがあり正しいシャンプーの仕方を身につけて下さい。

頭皮を中心に髪を乾かしたり、トリートメントは毛先から中間までを意識してください。

抜け毛と毛根の関係性!抜け毛の毛根で薄毛の危険度が分かります!セルフ危険度チェックまとめ

いかがでしたでしょうか?

薄毛は抜け毛の種類や色で危険度を判断することができます。

ご自身でのチェックや毛根に不安があるなら、1度専門家に相談されてみてください。

ご自身の頭皮状態や薄毛状態を詳しく知る事ができます。