頭皮環境が悪くなる原因はご存じですか?

最終更新日:2025.04.11

皆様
こんにちは
こんばんは
発毛技能士の大薗です⭐

健康な頭皮環境は、美しい髪を育むために欠かせません。

しかし、生活習慣の乱れやストレスなどの要因で、頭皮環境はいとも簡単に悪化してしまうのです。

頭皮環境を良くするには、生活習慣の見直しと適切な頭皮ケアが必要です。

今回は頭皮環境が悪くなる原因を解説させて頂きますので、皆様注意されてみて下さいね。

[頭皮環境が悪くなる原因と髪に与える影響]

◯ストレスによる頭皮の血行不良

仕事の忙しさや人間関係など、日頃からストレスを感じている方も多いでしょう。
人間はストレスを感じるとストレスホルモンを分泌し、血管を収縮させる働きをします。
加えて、ストレスは自律神経を乱し、血液の循環機能も低下してしまうのです。
つまり、ストレスによる血行不良で、栄養と酸素が行き渡らなくなることで頭皮環境が悪化します。
頭皮環境は血行の良さがもっとも重要なので、ストレスは頭皮環境が悪化する最大の原因といえるでしょう。

◯紫外線のダメージ

1年中降り注ぐ紫外線により、頭皮の乾燥や炎症、皮脂の酸化で頭皮環境が悪化します。
皮脂が酸化すると毛根が収縮し、抜け毛や薄毛を招きます。
また、紫外線は髪のパサつきや髪色が赤くなるといった、髪の状態にも影響を及ぼすので注意が必要です。
顔や手足は紫外線ケアをすることが多い反面、頭皮は無防備のままという方も多いでしょう。
頭皮は顔の2倍以上の紫外線を浴びるといわれており、帽子や日傘などの紫外線対策が必要です。

◯ホルモンバランスの乱れ

毎月の生理、妊娠や出産、加齢、ストレスといった要因で、女性ホルモンの分泌に乱れが生じます。
エストロゲンの分泌が減少する反面、プロゲステロンの分泌が増加することで、皮脂の分泌が過剰になり頭皮環境が悪化するのです。
また、ホルモンバランスの乱れは自律神経に影響し、血行不良が起きやすくなることも頭皮環境を悪化させる要因の1つです。

◯間違ったヘアケア

シャンプーやドライヤーなど、間違ったヘアケアも頭皮環境の悪化を招く原因の1つです。
シャンプーのやり過ぎや洗浄力の強いシャンプーは、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまいます。
フケ、かゆみに加え、頭皮の乾燥によって皮膚が硬くなり毛穴を詰まらせる原因になるのです。
また、余分な汚れや皮脂を洗い残すと雑菌が繁殖し、頭皮の臭いやかゆみ、頭皮の炎症を招くので注意が必要です。
そして、100度近くあるドライヤーの熱風を長時間当てたり、吹き出し口を近付けすぎたりする行為も頭皮の乾燥を招きます。

◯食生活の乱れ

頭皮環境の悪化を招く皮脂は、ファストフードなどの脂っこいもの、甘いものの食べすぎで過剰に分泌されます。
偏った食生活を続けると必要な栄養素が足らず、髪の成長を妨げる要因になるので注意が必要です。