抜け毛や薄毛が気になる方の中には育毛剤を使用している方がおられると思いますが、人によって育毛剤が効かないケースがあったりします。

ケースによっては育毛剤の役割を勘違いされている方もおられるため育毛剤の効果をしっかり理解した上で使用された方が良いです。

そこで今回は、育毛剤が効かない理由と使用方法の他に育毛剤が効かない時に対処方法についてご紹介させて頂きます。

育毛剤が効かない4つの理由とは?

育毛剤が効かない原因として、主に以下のようなものが挙げられます。

①育毛剤の効果を間違っている
②効果が表れる前に使用を止めている
③使用している育毛剤が目的に合っていない
④生活習慣や食生活が乱れている

適切に育毛剤の効果を理解し、使用している育毛剤のタイプや生活習慣などを見直すことで効果が表れるようになることもあります。

まずは、上記で挙げた育毛剤が効かない原因について解説します。

原因①育毛の間違った認識

育毛剤を使用しているけど効果がない方の中には、育毛剤の間違った使い方をしている方も多いんです。

中でも育毛剤を使うと髪が生えてくると思っている方がいるようですが、実際に効果としては以下のことが挙げられます。

・頭皮の血行を促進する
・頭皮に栄養を与える
・頭皮環境を整える
・抜け毛を予防する

つまり育毛剤の効果としては、既存の髪の毛を健康に育て、抜けにくくするというもので新しく髪を生やすというものではないのです。

なので「育毛剤を使用しているのに髪が生えてこない」という意味で理解されているのであればそもそも育毛剤の効果を間違っていることになります。

原因②効果が表れるまでに使用を止めてしまう

薄毛や抜け毛などの悩みは一刻も早く解消したいと思う気持ちが強くなりやすく、育毛剤に対しても早く効果がでてほしいとのことから即効性を期待してしまいがちとなります。

上記の理由により、短い期間で効果がでないから育毛剤を止めてしまうケースが多いんです。

結論からいうと即効性のある育毛剤はなく、使用を初めてから最低3ヵ月程度継続して使用する必要があります。

原因③使用している育毛剤が合わない

育毛剤と一口に言っても様々な種類があり、ご自分の髪の質に合っていないと効果がないどころか逆に髪に悪影響を及ぼす可能性だってあるんです。

頭皮には「乾性タイプ」と「脂性タイプ」の2種類があり、例えば乾性タイプの方がアルコール成分を多く含む育毛剤を使用すると、必要以上に皮脂を取り除いてしまし乾燥が進んで頭皮環境が悪化してしまう場合があります。

他にも、育毛剤によって配合されている成分が異なるため、きちんと含有量を確認したうえで自分の頭皮・肌質に合う製品を選択する必要があります。

原因④生活習慣や食生活が乱れている

抜け毛や薄毛が起こる原因には頭皮環境の悪化が関係しているのですが、頭皮環境が悪化する原因としては不規則な生活習慣や偏った食生活などが関係しています。

なので、どんなに育毛剤を使用しても、生活習慣や食生活が乱れていては育毛剤の効果が半減してしまうわけです。

薄毛や抜け毛に悩む方は育毛剤ばかりを使用するのはなく、生活習慣などご自身で改善できる部分を見直す必要もあります。

育毛剤の効果的な使用方法を解説

育毛剤には髪を生やす効果は期待できませんが、頭皮環境を良くし既存の髪の毛を健康的に保つことで、抜け毛などの減少やボリュームアップといった効果が期待できるんです。

ですが、育毛剤も間違った使い方をすると効果が半減することもありますので、正しい使い方をする必要があります。

そこでここからは、育毛剤の効果的な使い方について解説していきます。

頭皮、毛髪を清潔な状態にする

育毛剤を使用する時に「毛穴に皮脂が詰まっている・頭皮や髪の毛が汚れている」状態だと成分が毛根まで浸透しずらく効果が落ちてしまいます。

なので、育毛剤を使用する前に、丁寧にシャンプーなどをして頭皮・髪の毛の状態を清潔に保つことが必要となります。

ただし何度も過度なシャンプーや洗浄力の強いシャンプーを使用するとかえって頭皮環境が悪化しかねないので使用するシャンプーには気を配るようにしてください。

頭皮マッサージで血行を促進する

育毛剤の効果を最大限に発揮させたい場合は、育毛剤を散布すると同時に頭皮マッサージがおすすめです。

頭皮マッサージを行うことで頭皮の血行が良くなり育毛成分が浸透しやすくなります。

まずシャンプーで髪の毛や頭皮を清潔にして、タオルドライをしっかりしてから、育毛剤を散布して数分置いてから髪の毛が乾いてきたら、頭皮マッサージを行うようにしてください。

頭皮マッサージを行う場合は、力を入れ過ぎると頭皮が摩擦でダメージを受けてしまうので、指に腹などでやさしく揉み込むようにしてください。

生活習慣を見直す

育毛剤の効果を発揮するためには、上記で開設した内容以外にも生活習慣を見直すことを視野に入れた方が良いです。

例えば、午後10時~午前2時の間は髪の毛の成長ホルモンが分泌されやすい時間帯であるため、夜更かしなどでこの時間帯に起きていると髪の成長を妨げてしまうことになります。

他にも脂質の高いものや塩分高めの食事などに偏っていると頭皮環境の悪化に繋がるため、髪の毛に欠かせないといわれている「タンパク質・ミネラル・ビタミン」を中心に栄養バランスの取れた食事を摂るようにしてください。

育毛剤が効かない場合の対処方法

今までの育毛剤の使い方で効果を感じられない場合は、以下の3つのポイントを見直してみましょう。

①最低でも3ヶ月以上は継続して使用する
②発毛サロンに相談してケアを受ける

最後にそれぞれの対処法について、詳しくご説明して行きます。

最低でも3ヵ月以上は育毛剤を使用する

元々髪の毛は時間をかけて成長し、抜けていくという「ヘアサイクル」を繰り返しており、このヘアサイクルが乱れると髪の毛が十分に成長しきれないために抜け毛へと繋がっていきます。

ヘアサイクルが正常になるまで時間をかかることと、育毛剤の効果が表れるまでにも時間がかかることを考えると最低でも3ヵ月間以上は使用される必要があります。

数日~数週間使っても効果が実感ができないからと、育毛剤の使用を止めることは正常なヘアサイクルが乱れて抜け毛が増える原因なる可能性もあるため、まずは1本使い切るようにして3ヵ月間は継続して使用するようにしてください。

発毛サロンに相談して適切なケアを受ける

適切な育毛剤を使用しても効果が実感できない場合は、ご自身で対策されるよりも発毛・育毛の専門家に相談されることも検討してみましょう。

スーパースカルプ発毛センターでは、育毛剤や様々な薄毛対策をしても効果が感じられない方などに高い効果を実感することが可能です。

髪の毛のプロでもある発毛技能士が様々な経験や知識から培ったノウハウで、お客様1人ひとりにあった施術や対策をご提案しています。また、生活習慣などの改善アドバイスなどをさせていただいております。

育毛剤が効かない原因とその対処方法まとめ

育毛剤が効かない原因として、育毛剤が既存の髪の毛を健康的に育てる効果があるのに対し、育毛剤には髪を生やす効果があると勘違いされていることが挙げられます。

他にも効果が表れ始める前に使用を止めるケースや育毛剤自体がご自身に合っていないなどが考えられます。

さらに育毛剤の効果を発揮させるためにも、生活習慣の改善や頭皮環境を清潔にしたり・頭皮マッサージなどの対策を行うと良いでしょう。

今回ご紹介した内容で、育毛剤を試しても効かない場合は、ご自身でなんとかしようとするよりも発毛・育毛の専門家の当店にご相談されることをおすすめします。

薄毛や抜け毛でお悩み毎や心配されている方「育毛剤を使用したけど効果がなかった」という方は是非スーパースカルプ発毛センターくまなん店・光の森店までご相談ください。