市販の育毛剤は育毛に効果があるのか?

最終更新日：2022.12.23

Table of Contents

育毛のために市販の育毛剤を長く使っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、効果がない、効いているのか不安もあるでしょう。

結論を先に説明すると、育毛剤は必ず育毛ができるわけではありません。育毛剤の目的は育毛効果のある可能性があったり、脱毛の防止をしたりすることです。

育毛剤を使う場合は目的をはっきりと把握しておくことが重要です。

育毛剤の目的

育毛剤を使う場合は、育毛剤の目的を把握していくようにしましょう。育毛剤を使うと必ず育毛できるわけではありません。

しかし、育毛効果がでる場合があります。

また、脱毛防止の効果があるため髪の毛のボリュームが減ったと感じる方にもおすすめです。

育毛剤の特徴

育毛剤は、血行を促進させ毛根の細胞を活性化させることによって髪の毛を健康にして育毛をしやすい効果があるのが特徴です。

さらにふけやかゆみといった頭皮トラブルを防げます。

髪の毛には成長期や休止期といったサイクルがありますが、育毛剤はこのサイクルを正常に回すための働きかけをします。このサイクルが乱れると通常よりも髪の毛が抜けやすくなったり、育毛が遅くなったりすることもあるのです。

また髪の毛の成長を促す成分も配合されていることが多いため、頭皮の血流を良くし、髪の毛が成長する土台を作ります。

発毛剤との違い

育毛剤は育毛が目的ですが、発毛剤は発毛が目的です。育毛剤で髪の毛を生やせることはありません。

なぜなら、頭皮の血行促進を促して細胞分裂を促すことで新しい毛が生えてくるようにするからです。

つまり、髪の毛の根元である毛母細胞に働きかけているわけではないのです。

また、発毛剤にはミノキシジルが含まれています。ミノキシジルには血管拡張作用があるため、血流を促進してくれます。それによって栄養分や酸素などが毛根まで運ばれるようになってくれます。

つまり、育毛を目的としている場合は発毛剤を使っても効果がないことを理解することが重要です。

また、育毛剤と発毛剤を併用することもNGです。育毛剤と発毛剤は目的が違うことから、含まれている成分が異なります。育毛剤と発毛剤を併用することによりバランスが崩れ、本来の効果を発揮できない可能性があるだけでなく、頭皮トラブルになる可能性もあります。

育毛に効果のある育毛剤の選び方

育毛剤によって成分や効能などが異なります。次のポイントで育毛剤を選ぶことでより育毛に効果がある可能性が高まります。

成分
価格やタイプ

成分

育毛に効果のある成分がある育毛剤を選ぶようにしましょう。育毛を進めるためには育毛成分配合を含んでいることが重要です。

育毛成分には、頭皮の血行促進や細胞の活性化を促す作用があります。
この二つの作用は発毛を促進させる効果が期待できます。

また男性ホルモンの抑制や脱毛の原因となる悪玉男性ホルモンを抑制する作用も育毛剤に含まれていることが多いのです。そのため育毛剤を選ぶ際には、できるだけ多くの育毛成分が含まれているものを選ぶことをおすすめします。

必要な成分は次の項で詳しく説明していきます。

センブリにはビタミンB群が豊富に含まれており、血流を良くする効果が期待できます。
また、頭皮の環境を整える効果もあるため、育毛剤としてよく使用されています。

トコフェロール酢酸エステルも紫外線吸収剤の一種です。紫外線によって活性化される酵素を抑制することで、紫外線によるダメージから髪や肌を守る効果があると言われています。これらの成分が入っている育毛剤を使うことで、頭皮の血行が良くなり、毛根へ十分に栄養を送ることができます。また、髪の毛が成長しやすい環境を作ることができるでしょう。

ただし、これらの成分が配合されている育毛剤であってもすべての人に効くわけではありません。体質的に合わない人もいるかもしれませんし、使っているうちに副作用が出る可能性もあります。

特に、アレルギー反応が起こりやすい人は要注意です。

価格やタイプ

種類としてはスプレータイプ・ジェルタイプ・クリームタイプなどがあります。それぞれメリット・デメリットがあるので自分に合ったものを選びましょう。

次にシャンプータイプの育毛剤です。こちらは液体なので頭皮に塗りやすくなっています。ただし、液ダレしやすいため気をつけなければなりません。スプレータイプと違って広範囲に塗布することができるという利点があります。

ただ、液ダレするとせっかくつけた成分が流れてしまうこともあるため注意が必要でしょう。

最後にサプリメントタイプの育毛剤です。こちらは塗るのではなく飲むことになります。
錠剤などを飲み込むことによって摂取するため、液ダレする心配がありません。

育毛に必要な成分

育毛剤を選ぶうえで、育毛に必要な成分を把握することが重要です。主に次の3つの効果のある成分を選ぶようにしましょう。

髪の毛に栄養を届ける
血行促進
毛包賦活

髪の毛に栄養を届ける

育毛を進めるためには髪の毛に栄養を届けることが必要です。栄養を届けるためには血行が正常通りであることが重要で、血行を促進するための効果をもった次の成分が入った育毛剤を選ぶようにしましょう。

髪の毛の成長には良質なタンパク質が重要です。良質なたんぱく質とは、必須アミノ酸が十分に含まれている食材などのことをいいます。

血行促進

育毛に必要な栄養素は血液によって運搬されます。そのため、血行促進成分が育毛にとっては重要になります。

主に育毛剤に含まれている血行促進成分は次のようなものが挙げられます。

酢酸DL-α-トコフェロール
D-パントテニルアルコール
ブドウカルス培養エキス
ショウブ根エキス
イチョウ葉エキス
センブリエキス

毛包賦活

発毛促進のあるアデノシンやD-パントテニルアルコール、ステモキシジンなどの成分を含んだ育毛剤を選ぶようにしましょう。

まとめ

育毛を進めるために育毛剤を活用するケースが多いのではないでしょうか。
育毛剤には多くの種類がでているため、成分のほかに続けられるような価格やタイプを選ぶことが重要です。

もしどんなことをしても発毛・育毛が上手く行かない場合で悩みがある方はは
スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店までお気軽にご相談ください。