AGA治療のデメリットとは!?発毛技能士が徹底解説します!

最終更新日:2022.07.26

男性型脱毛症(AGA)や薄毛で悩まれている方で対処法として、

AGAの治療薬の服用を考えている方は少なくありません。

安易にお薬に頼れば髪の毛が生えると思っている方いませんか?

AGA治療を始める前に知らないといけない注意点(デメリット)いくつもあるのです。

AGAを改善するために、お薬を検討されている方は、効果とデメリットをしっかり把握し、自分に合っているかを理解したうえで改善を始めることをおすすめしています。

そこで今回では、AGA治療を行う時のお薬についてのメリット・デメリットにフォーカスをあててご紹介します。

まずは、薄毛の改善をするにあたって基準がありますので、先にそちらを確認してみましょう。

AGAの治療薬について

現在、AGAの改善で使用する治療薬は元々違う用途で使用されていたんですね。
特に良く使われている「プロペシア」は、前立腺肥大症の治療薬として商品名プロスカーで認可されていました。

研究の中で、1㎎の使用量で、毛髪の成長が確認できたために現在AGA治療薬として使用されているんです。

主な副作用

性機能障害=男性機能の低下
肝機能障害
肝臓障害

実は、脱毛症診療ガイドには、2年間の使用記録より先がありません。
AGAのお薬やは薄毛改善期間中はずっと飲み続けなくてならないのです。それこそ永遠にです。

さらに長期服用によってお薬の耐性が高くなったときに、何が起きるかは科学的に確認されていません。


つまりは、10年間のあいだ飲み続けたとしてどんなことが起きるかは分からないのです。

実は私も薄毛ではありませんが、プロペシアを飲んでみたことがあります。


2ヵ月間ほど続けましたが少し男性機能の低下を感じた時に直ぐにやめました!!

当店でも、お薬を使わない発毛も実現できていましたのでもしお薬しか薄毛改善の方法がないとすれば大変だったと思います。

スカルプの技術に改めで尊敬と感謝の気持ちが湧いたぐらいです。

AGAのお薬にかかる費用とは!?

AGA治療薬は月々5000~6000円で購入可能です。初診料を含め初回は約1万円ぐらいとなります。
月々の支払額はとても安く、確かにお薬の方が効率が良いように感じます。

しかしお薬って半年~数年の間だけ服用すれば良いと思いますか?
現実は違います!AGAのお薬はずっと飲み続けなけれいけないことを知っていますか?

現実はお薬で改善した薄毛は、止めた後で再び薄毛になってしまうのです。

仮に30歳からお薬を服用したとしましょう。
70歳になりもう髪が必要ないと判断した時にかかっている費用は計300万前後はかかります。

計算式※(70-30)歳 × (12)か月 × 6000~7000円  =2,880,000~3,360,000円

さらにお薬には数種類あり、プロペシアは主に抜け毛に効果的で、別にミノキシジルを使用しなければならず、月々2万円以上かかる場合もあります。
そのため、結果として600万前後かかる人もいるでしょう。

月々の費用は安くとも、長い目で見ると大変高額になるデメリットがあります。

AGA治療薬を飲むのを止めた後について

AGAのお薬にはもう1つ大きなデメリットがあります。
それはお薬を飲むのを止めると、その離脱症状により抜けてしまうことです。

 

最終的に元の薄毛にまで戻ってしまいます。
※服用より薄くなることもあります。

せっかくの努力も費用も水の泡になってしまったら本末転倒です。薬の最大のデメリットは飲み続けなくてはいけないことなのです。

現在は、ネットで、AGA治療薬を気軽に購入することが出来るようになりましたが、使用するにはそれ相応の覚悟が必要です。

なので自分で努力してもどうしてもダメだったという方におすすめします。

当店でも様々な原因を改善しても効果がなかった人・早期で治したい人のみ勧めており、止めるタイミングなどもしっかりと見極めてお薬で薄毛に逆戻りすることがないようにしています。

最終的な手段としてお薬は使用する

AGA治療薬は、副作用のデメリットを考えると、最終的な手段の1つとして使用するようにした方がよいでしょう。


まずは、自分の生活習慣を見直し、健康で元気な頭皮を取り戻すことから始めることをお勧めしています。

頭皮環境の改善・生活習慣の見直し・薄毛に必要な育毛剤・サプリメントを組み合わせることで髪の毛を増やすことが出来るケースが多くあります。

そのため、AGAの治療薬によるデメリットを感じることなく、髪の毛を維持することが出来るのです。


ほとんどの場合(98.7%)はこの方法でAGAや薄毛を改善することが可能ですが、まれに中々難しいことがあります。

薬の力を頼らずとも、シャンプーや食生活、頭皮環境を改善することで髪の毛を増やすことが出来る場合です。


AGA治療薬で強制的に生やすより時間はかかりますが何より自分の力で生えることが出来ます。

薬の離脱症状などに悩まなくなります。

最後に

いかがでしょうか?

AGAの治療は良い部分のみ見られることがありますが、あくまで治療です。
そのため、治療薬のメリットだけでなくデメリットも把握した上で上手く付き合ってあげましょう。

最近では、AGAの治療薬は、病院ではなく、個人輸入品をネットで気軽に買うことも出来ます。

ただし、あくまで個人輸入であるため、飲み薬などを購入するのはオススメできません。
AGAのお薬は、あくまで医師の指示のもと飲むものであり、勝手にこれでよいと飲んでしまうと重篤な副作用を引き起こす恐れがあります。
そのため、カウンセリングを受けた上で服用しましょう。

この記事を書いた人:大薗 舞

年齢:25歳
身長:156㎝
血液型O型
趣味:音楽鑑賞、流行りの音楽を聴くのが趣味です。
座右の銘:努力は必ず報われる
努力しただけ自分に返ってきます
努力は必ず裏切らないと思いますので何事にも努力は必要だと思います。