AGA治療薬は大きく分けて2種類

最終更新日:2025.12.29

AGA治療で用いられる薬は、役割によって次の2つに分けられます。

  • 抜け毛の進行を抑える薬(守り)
  • 発毛・育毛を促す薬(攻め)

この2つを組み合わせることで、発毛サイクルの乱れを整え、薄毛の改善を目指していきます。


① フィナステリド|抜け毛の進行を抑える代表的なAGA治療薬

フィナステリドは、AGA治療で最も広く使われている内服薬です。

特徴

  • 髪が抜ける原因とされる**DHT(ジヒドロテストステロン)**の生成を抑制します
  • 主に前頭部や頭頂部の薄毛進行を抑える目的で使用されます
  • 発毛を促すというより、現状維持・悪化予防に強みがあります

向いている方

  • 抜け毛が増えてきたと感じる初期段階のAGA
  • できるだけ薄毛の進行を抑えたい方

② デュタステリド|より広範囲に作用するAGA治療薬

デュタステリドは、フィナステリドよりも作用範囲が広い内服薬です。

特徴

  • DHTを生成する酵素を2種類同時に抑制します
  • フィナステリドで変化を感じにくかった方にも使われることがあります
  • 抜け毛抑制の作用が比較的強いとされています

向いている方

  • AGAがある程度進行している
  • 抜け毛量が多く、より強い対策を求める方

③ ミノキシジル(外用薬)|発毛を促す代表的な治療薬

ミノキシジルは、発毛・育毛を促進する薬として知られています。

特徴

  • 頭皮の血流を促し、毛母細胞に栄養を届けやすくします
  • 外用薬(塗るタイプ)が一般的です
  • AGA治療では「攻め」の役割を担います

向いている方

  • 髪のボリュームが減ってきた
  • 発毛サイクルを整えたい方

④ ミノキシジル(内服)|発毛力を高めたい方向け

医療機関で管理のもと使用されることが多い内服タイプのミノキシジルです。

特徴

  • 全身の血流に働きかけ、発毛を後押しします
  • 外用よりも変化を感じやすい場合があります
  • 使用には専門家の判断が重要です

AGA治療薬は「単独」より「組み合わせ」が基本

AGAの改善を目指す場合、

  • フィナステリド or デュタステリド(守り)
  • ミノキシジル(攻め)

このように組み合わせることで、
髪が抜ける原因への対策+発毛に必要な施術的アプローチを同時に行うことができます。


薬だけに頼らない視点も大切です

AGAや薄毛は、薬だけでなく

  • 栄養素の不足
  • 血流低下
  • 頭皮環境の乱れ
  • 生活習慣

といった要素も深く関係しています。

そのため、育毛・発毛の土台作りとして、頭皮環境や生活面を含めたサポートが重要です。

鹿児島エリアで薄毛やAGAにお悩みの方には、薬の考え方と併せて、スーパースカルプの業務内容を活かした頭皮ケアや発毛サポートを行う
鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店店のような専門的な発毛環境を選択肢に入れる方も増えています。


まとめ|AGA治療薬の特徴を理解することが改善への第一歩

AGA治療薬は、それぞれ役割が異なります。

  • 抜け毛を抑える薬
  • 発毛を促す薬

この違いを理解し、ご自身の薄毛状態や発毛サイクルに合った方法を選ぶことが、無理のない改善への近道につながります。

薬だけに頼らず、育毛・発毛を支える環境づくりを意識することが、将来的な薄毛対策としても重要です。