AGA治療で産毛しか生えない…その原因と対策とは?

最終更新日:2025.06.03

AGA治療を始めてしばらく経つのに、「産毛しか生えてこない」「太くならない」と感じていませんか?
このような悩みは、発毛を経験された方の中でも一定数いらっしゃいます。しかし、これは治療が失敗しているというわけではありません。
今回は、鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店の発毛技師としての視点から、産毛が増えても髪が育たない理由と、その対策についてわかりやすくお伝えします。


産毛が生えてきたのは前進の証拠

まず大前提として、産毛が生えてくるということは、頭皮環境が変化し、毛母細胞の働きが再び動き出している証拠です。
AGAが進行すると、毛根の働きが弱まり、髪が細く短いまま抜けていく「軟毛化(なんもうか)」という状態になります。この状態から、まず産毛レベルの髪が生えてくるというのは、回復への第一歩です。

とはいえ、そこで止まってしまっている場合は、何かしらの原因が成長の妨げになっている可能性があります。


産毛から太くならない主な原因

1. 血流不足

髪の毛は、血液から運ばれる栄養で育ちます。いくら発毛剤で毛根に刺激を与えても、頭皮の血行が悪ければ毛母細胞に栄養が届かず、髪が太く成長しにくくなります。
特に、肩こりや首のこり、冷え性の方は頭皮への血流が滞りやすいため注意が必要です。

2. 栄養バランスの乱れ

髪の成長には、たんぱく質・亜鉛・ビタミンB群などが欠かせません。偏った食事や過度なダイエット、夜遅い食事習慣が続くと、毛根に必要な栄養が不足してしまいます。
また、無理な糖質制限も毛細血管に悪影響を与える場合があるため、過度な制限は避けましょう。

3. 睡眠の質

成長ホルモンが分泌される深い睡眠は、髪の毛の成長にも密接に関係しています。特に午後10時〜午前2時は髪の成長にとって大切なゴールデンタイム。
この時間帯に質の高い睡眠が取れていないと、産毛から成長するためのホルモンの働きが十分に発揮されないことがあります。

4. 間違ったヘアケアや頭皮環境の乱れ

強すぎる洗浄力のシャンプーや、頭皮をこすりすぎる洗い方は、毛根にとって負担になることがあります。
また、整髪料や汗・皮脂が毛穴に詰まったままだと、健康な毛の成長を妨げる要因になります。


どうすれば産毛が太くなるのか?

正しい生活習慣を見直すこと

まずは、栄養・睡眠・ストレス管理など、生活全体を見直すことが重要です。
体の内側から髪を育てる土台を整えることで、毛根の働きも改善されていきます。

頭皮マッサージやスカルプケア

血流を良くするためには、毎日の頭皮マッサージが効果的です。力を入れすぎず、優しく指の腹で押すようにマッサージしましょう。
鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店では、専用機器を使ったスカルプケアで血流改善をサポートしております。

定期的な頭皮診断と施術の見直し

産毛が止まってしまっている場合、現在の対策が体質に合っていない可能性も考えられます。
そのため、一度プロによる頭皮診断を受けて、原因を可視化したうえで対策を見直すことが大切です。


まとめ

AGA治療で産毛しか生えないと感じている方は、「なぜ育たないのか」という視点を持つことが大切です。
産毛が生えたというのは回復のサイン。そこから太く育てるためには、頭皮環境・栄養・血流・生活習慣、すべてを見直す必要があります。

鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店では、産毛が止まっている段階からでも、髪を太く育てるための個別サポートを行っています。
不安な方はぜひ一度、専門スタッフにご相談ください。