初期脱毛が起こる人と起こらない人の違いとは

最終更新日:2025.11.11

AGAケアや発毛施術を始めると、多くの方が不安に感じるのが「初期脱毛」です。
「抜け毛が増えた…」「これって逆効果?」と心配になるかもしれませんが、実はこの現象には明確な理由があります。そして、すべての人に起こるわけではありません。

今回は、初期脱毛が起こる人・起こらない人の違いを、発毛専門の立場から分かりやすく解説します。


■ 初期脱毛とは?

初期脱毛とは、発毛を促すケアを始めた直後に、一時的に抜け毛が増える現象のことです。
これは“悪いサイン”ではなく、古い毛が抜け落ちて新しい毛が生える準備をしているサイクルの一部です。
毛根が再び活動を始めると、今まで休止していた毛が押し出されるように抜けるため、一時的に抜け毛が増えて見えるのです。


■ 初期脱毛が起こる人の特徴

  1. 発毛サイクルが乱れていた人
     長年、抜け毛や薄毛が進行していた方は、毛周期(成長期・退行期・休止期)のバランスが崩れています。
     発毛施術を始めて毛根が一気に活性化すると、古い毛が入れ替わる過程で抜け毛が目立つことがあります。
  2. 血流改善やホルモンバランスへの変化が大きい人
     血流促進や男性ホルモン(DHT)へのアプローチを行うことで、頭皮環境が急に変わる場合があります。
     この変化により毛根が“新しい環境に順応”する際に、古い毛が自然と抜けることがあります。
  3. 発毛剤・頭皮ケアを積極的に始めた人
     ミノキシジルなどの成分やスカルプ施術など、毛根の働きを刺激するケアを始めた場合に多く見られます。
     毛根が活性化する過程で“リセット反応”が起こりやすくなります。

■ 初期脱毛が起こらない人の特徴

  1. 毛周期がまだ比較的安定している人
     薄毛が初期段階で、毛根の機能がまだ保たれている場合は、急激な変化が起こりにくく、初期脱毛が少ない傾向にあります。
  2. ケアの刺激が穏やかな人
     低刺激の育毛ケアや自然派のスカルプケア中心の方は、毛根への変化がゆるやかに進むため、抜け毛が増えにくい傾向があります。
  3. 体質・ホルモンバランスが安定している人
     生活習慣や睡眠・食事が整っている方は、ホルモンや自律神経の乱れが少なく、初期脱毛が起きにくい体質といえます。

■ どちらが良い・悪いという話ではありません

初期脱毛があったからといって「悪い反応」ではなく、新しい毛が生えるための準備段階と考えることが大切です。
逆に、初期脱毛がない場合も「効果が出ていない」ということではありません。
毛周期や頭皮状態は人それぞれ異なるため、反応の出方も十人十色です。


■ 不安なときは専門家へ相談を

初期脱毛が続く期間はおよそ2〜4週間程度が目安です。
もしそれ以上抜け毛が続いたり、頭皮に違和感を感じる場合は、専門家に相談するのが安心です。

鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店では、頭皮状態のチェックから毛周期の分析まで丁寧に行い、
「これは初期脱毛なのか」「ケアの見直しが必要か」を一人ひとりに合わせてアドバイスしています。


初期脱毛は“終わり”ではなく“始まり”のサイン。
正しく理解して、焦らず続けることが発毛成功への一番の近道です。