かくれ脱水
最終更新日:2025.10.25
皆様こんにちは、こんばんは
発毛技能士の金原です。
当ブログをご覧いただきありがとうございます!
先週までの残暑はどこへやら、今週は急に冷え込んできましたが、体調管理はいかがでしょうか?
暑さが遠のき汗や喉の渇きを覚えなくなって、気が付いたらお水飲んでないなんてこと、ありませんか?
知らないうちに「かくれ脱水」になっているかもしれませんよ?
人は1日約2.5ℓの水分を排泄しています。その水分のうち、排尿等や汗をかかなくても、不感蒸泄(ふかんじょうせつ)といって、感じることのないまま皮膚や呼気から常温安静時で約900ml(皮膚から約600ml、呼吸から約300ml)、約1Lも水分は失われています。
「かくれ脱水」は頭痛や集中力の低下、胃もたれやだるさといった、「なんとなく体調が悪い」程度で本格的な脱水症状は出ていないため、自覚症状がない場合が多く、気付きにくい脱水状態です。
また、なんとなくの体調不良だけでなく、脱水は頭皮や髪へも影響があります。
水分不足により血液の濃度が高くなれば、大事な循環が悪くなり、栄養や酸素、水分を細胞へ送り込む役割が果たせない。毛根への栄養供給が滞ったり、頭皮が乾燥することによってフケやかゆみ、過剰な皮脂分泌が起きたりします。
水分不足が続けば、育毛が妨げられ、髪が細くなったり、抜け毛が増えたりと薄毛のリスクも高まります。
水分補給は、体だけでなく発毛育毛のためにも不可欠なものです。
これから秋から冬にかけ、湿度が下がり空気も乾燥していきます。「かくれ脱水」になりやすい季節になるので、1日1.5Lを目安に、一度にたくさん飲むのではなく、こまめに飲むように水分補給するとよいでしょう。
最後に簡単な脱水状態をチェックする方法をご紹介します

「ハンカチーフサイン」と呼ばれる方法で、手の甲の皮膚を、軽くつまみ上げて離します。正常な状態だとすぐに戻りますが、戻るのに2秒以上かかった場合、脱水している疑いがあります。水分補給を心がけてください。
発毛育毛は土台(体・頭皮)からです!


