「女性ホルモンが減ってきたかも…」そんな不安から始まる髪の悩み、どう向き合う?

最終更新日:2025.07.15

最近、髪の分け目が広がってきた気がする。
髪にハリやコシがなくなり、ボリュームが減ってきた――。

そんなお悩みを抱えていませんか?
これは**FAGA(女性男性型脱毛症)**と呼ばれる症状の可能性があります。男性のAGAとは違い、女性のホルモンバランスや加齢による影響が深く関係するのがFAGAの特徴です。

今回は、女性の髪の悩みに9年以上寄り添ってきた発毛技能士の立場から、「女性ホルモン」と「髪の毛」の関係について、やさしく丁寧にお伝えします。


■ FAGAはなぜ起こるの?

女性の髪は、エストロゲンという女性ホルモンの働きによって太くしっかりと育ちます。
このエストロゲンは、30代後半〜40代にかけて徐々に減少し、50代に入る頃には閉経の影響も加わり、急激に減っていく傾向があります。

この女性ホルモンの減少が、以下のような髪の悩みにつながります。

  • 髪の本数が減る
  • 1本1本が細くなる
  • 頭頂部や分け目が目立ってくる

FAGAは、こうした加齢・ホルモン変化による髪の変化が少しずつ進んでいく症状なのです。


■ 「女性ホルモンを増やせば髪も増える?」という疑問について

よく「女性ホルモンを増やせば髪が生えるのでは?」という声をいただきます。
たしかに、女性ホルモンと髪には密接な関係がありますが、単純にホルモンを増やすことが抜け毛の解決にはつながりにくいのが実情です。

なぜなら、ホルモンバランスはとても繊細で、無理に増やすことで別の不調(むくみ・頭痛・乳房の張りなど)を招く場合もあるからです。

髪を元気にするには、**ホルモンの“急な増加”ではなく、“バランスの回復”と“頭皮環境の改善”**が重要なのです。


■ 発毛技能士がすすめる女性のためのケア3選

鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店にご来店いただいたお客様の中でも、FAGAでお悩みの40〜60代の女性は多くいらっしゃいます。
その中で実際に成果が出ているおすすめのケア方法を3つご紹介します。

1. 頭皮の血流を促すマッサージ

ホルモンのバランスが乱れると、頭皮も硬くなり血流が滞ります。
朝晩の1分マッサージや、入浴中にこめかみから頭頂部にかけてやさしく流すことで、毛根に栄養が届きやすい環境が整います。

2. 食生活の見直し(大豆製品を上手に取り入れる)

豆腐・納豆・豆乳などに含まれるイソフラボンは、女性ホルモンに似た働きを持ち、髪の健康にも良いとされています。
バランスよく栄養をとることで、身体全体の調子も整いやすくなります。

3. 頭皮チェックと専門施術

自分ではわかりづらい頭皮の状態も、**マイクロスコープでチェックすることで“見える化”**できます。
鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店では、血流促進・毛母細胞活性化・頭皮洗浄など、薬に頼らないアプローチで自然な発毛力を引き出します。


■ まとめ:髪の不安は、誰にでも訪れる。でもひとりで抱えなくていい。

FAGAによる抜け毛は、誰にでも起こる可能性があります。
でも、「もう歳だから…」と諦める必要はありません。

髪は、正しい知識とやさしいケアで、少しずつ応えてくれます。
鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店では、女性専用の無料カウンセリングも行っており、デリケートなお悩みも安心してご相談いただけます。

「最近、髪のボリュームが気になる」
そんな小さな違和感が、髪の未来を変えるきっかけになります。
どうかそのサインを見逃さず、一緒に向き合っていきましょう。