シャンプーをしても臭う頭皮…原因と改善方法をご紹介

最終更新日:2025.04.22

毎日しっかりシャンプーをしているのに、「頭皮のにおいが気になる」「夕方になるとムワッとした臭いがする」と感じたことはありませんか?
これは単に洗い方だけの問題ではなく、頭皮そのものの環境や体の内側のバランスが関係していることも多いのです。

私はこれまでに300人以上の髪の悩みをサポートしてきた発毛技師として、また、整骨・鍼灸など体の仕組みにも詳しい立場から、今回は「頭皮の臭い」にまつわる原因と、快適な頭皮環境を保つための改善方法についてわかりやすくご紹介いたします。

頭皮が臭う原因とは?
シャンプーをしても頭皮の臭いが残ってしまう背景には、いくつかの要因が重なっていることが考えられます。

まず一つ目は皮脂の過剰分泌です。頭皮は顔以上に皮脂腺が多く、特に皮脂の分泌が活発な方は、時間が経つと皮脂が酸化し、においの原因となりやすくなります。

次に、洗い残しや洗いすぎによるバリア機能の低下も見逃せません。しっかり洗っているつもりでも、爪を立ててゴシゴシこすってしまうと、必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮が乾燥しやすくなります。この状態が続くと、頭皮はかえって皮脂を過剰に分泌しようと反応し、においの原因が増してしまうことがあります。

また、ストレスや食生活の乱れもにおいの一因とされます。揚げ物やスナック菓子、アルコールの過剰摂取などが続くと、体の中から出る皮脂の質が変化し、独特のにおいにつながることがあります。加えて、ストレスによりホルモンバランスが崩れると、頭皮の常在菌バランスにも影響を与えてしまいます。

においの改善方法と日常の対策
では、こうした頭皮のにおいにどのように向き合えばよいのでしょうか?いくつかの改善方法を実践することで、徐々に変化が感じられるようになります。

まず大切なのは、正しいシャンプー方法です。洗髪は夜に行うのが基本です。日中の汚れや皮脂をその日のうちに落とし、頭皮を清潔に保つことが目的です。指の腹でやさしくマッサージするように洗い、ぬるま湯で丁寧にすすぐことで、余分な皮脂や整髪料をしっかり落とすことができます。

次に、頭皮の乾燥を防ぐ保湿ケアも意識してみてください。洗髪後にドライヤーを使ってしっかり乾かすことはもちろん、頭皮用のローションなどで保湿を行うと、皮脂の分泌が安定しやすくなります。

さらに、食生活の見直しもにおいケアには欠かせません。ビタミンやミネラルを多く含む野菜、髪の原料となるたんぱく質を積極的に取り入れることで、頭皮の環境が整いやすくなります。特に、抗酸化作用を持つビタミンCやビタミンEは、皮脂の酸化を抑えるサポートになります。

そして、血行促進のためのストレッチや鍼灸ケアもおすすめです。首や肩まわりがこっている方は、頭部への血流が滞りがちです。血流が悪い状態が続くと、頭皮の老廃物が溜まりやすくなり、それがにおいの原因になることも考えられます。

このような状態が続いて不安な方は、専門機関で頭皮の状態をチェックするのも安心につながります。
鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店では、頭皮の状態を専門的に確認し、生活習慣や洗髪方法なども丁寧にアドバイスしております。においの悩みも含め、髪や頭皮のお悩みを一人で抱えず、まずはお気軽にご相談いただくことをおすすめします。

まとめ
頭皮のにおいは、自分では気づきにくいものですが、周囲に不快感を与えてしまう場合もあるため、できるだけ早く対策を始めることが大切です。シャンプーだけでは改善しにくいと感じたときは、頭皮環境を見直す良いタイミングかもしれません。

毎日のケアに少しの工夫を加えるだけでも、頭皮の状態は大きく変化していきます。清潔で健康的な頭皮を維持することが、髪の美しさにもつながります。お悩みが長引いている方は、ぜひ一度、鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店でご相談されてみてはいかがでしょうか。あなたの頭皮にぴったり合った改善方法を一緒に見つけていきましょう。