抜け毛を引き起こす髪の毛への刺激とは?知らずにやっているNG習慣

最終更新日:2025.07.07

「最近、抜け毛が増えてきた気がする…」
そんなとき、まずはシャンプーや育毛剤に目がいきがちですが、実は日常生活の“髪への刺激”が抜け毛を進行させていることも多いのです。

髪の毛や頭皮はとても繊細な構造をしているため、ちょっとした刺激が負担になり、それが繰り返されると抜け毛の原因になってしまうことがあります。

今回は、意外と知られていない“髪の毛への刺激”と抜け毛の関係、そして今日からできる対策を発毛のプロの視点で解説します。


髪の毛と頭皮は“想像以上に繊細”

髪の毛は、毛根の奥にある「毛母細胞」という部分が活発に分裂することで伸びていきます。この毛母細胞が働くためには、頭皮が健康な状態であることが大前提です。

しかし、強い摩擦や圧力、急な温度変化などの外的刺激が続くと、毛根周辺の細胞がダメージを受けてしまい、毛が抜けやすくなることがあります。


抜け毛を招く主な“刺激”とは?

1. ゴシゴシ洗いすぎるシャンプー習慣

「汚れを落としたい」と思って、爪を立ててゴシゴシと頭を洗っていませんか?
このような洗い方は、頭皮のバリア機能を壊し、毛根を傷つける原因となります。摩擦によって毛が抜ける“接触脱毛”を引き起こすことも。

2. 強く引っ張るブラッシングやタイトなヘアスタイル

髪をとかすときに力を入れていたり、ポニーテールや編み込みなどで強く髪を結ぶことも、**物理的な引っぱりによる刺激(牽引性脱毛)**の原因になります。
長期間続けると、毛根がダメージを受け、薄毛を引き起こすこともあります。

3. ドライヤーの熱刺激やヘアアイロンの過度な使用

高温のドライヤーを近づけすぎたり、ヘアアイロンを毎日使っていると、髪だけでなく頭皮にも熱ダメージが蓄積します。これにより頭皮の乾燥が進み、毛穴が詰まりやすくなり、結果的に抜け毛を招くことがあります。

4. 紫外線による頭皮のダメージ

夏の強い紫外線は、頭皮にとっても大敵です。肌と同じように頭皮も日焼けし、乾燥や炎症の原因となり、毛根の働きを弱めてしまいます。


どうすれば抜け毛を防げるの?

■ 洗い方を「優しく」意識

シャンプーは指の腹を使ってマッサージするように洗うことが大切です。泡立ててから頭にのせ、ゴシゴシではなく“もみ洗い”を意識してみてください。

■ ブラッシングは毛先から丁寧に

いきなり根元からとかすと引っかかりやすく、抜け毛の原因に。毛先→中間→根元の順でやさしくとかすのが基本です。

■ ドライヤーは20cm以上離して

熱風を近づけすぎないようにしながら、頭皮全体をまんべんなく乾かすようにしましょう。仕上げに冷風を当てるのもおすすめです。

■ 紫外線対策は帽子や日傘で

外出時は、頭皮も日焼けすることを意識して、帽子や日傘を活用しましょう。特に頭頂部は紫外線が直接当たりやすい場所です。


鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店でのケアアドバイス

当店では、抜け毛に悩む多くのお客様から「なぜ抜けるのか分からない」というご相談を受けます。
カウンセリング時にはマイクロスコープで頭皮の状態をチェックし、日常生活でどのような刺激が影響しているのかを一緒に確認しながら、一人ひとりに合わせた対策法をご提案しています。

小さな刺激が積み重なることで抜け毛は進行します。逆に言えば、ちょっとした習慣を見直すことで、抜け毛を減らすことも十分に可能です。


まとめ

抜け毛の原因は育毛剤や体質だけではなく、日々の“髪への刺激”が大きく関わっていることも多いのです。知らず知らずのうちに続けてしまっている習慣が、髪の健康を損ねているかもしれません。

気になる抜け毛がある方は、まずは一度、自分の髪や頭皮の扱い方を見直してみましょう。
そして、不安なことがあれば、ぜひ鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店までお気軽にご相談ください。

髪にやさしい習慣が、未来の髪を守る第一歩になります。