「育てる」か「生やす」か。育毛剤と発毛剤、目的によって選び方は違います
最終更新日:2025.07.07
薄毛や抜け毛が気になってきたとき、まず思いつくのが「育毛剤」や「発毛剤」の使用ではないでしょうか。しかし、育毛剤と発毛剤は似ているようで、実はまったく目的が異なるアイテムです。
「どちらを選べばいいのか分からない」「自分の髪の状態に合っているのはどっち?」と迷われている方も多いかもしれません。そこで今回は、育毛剤と発毛剤の違いと、それぞれがどのような方に向いているのかをわかりやすく解説します。
育毛剤は“今ある髪を育てる”ためのアイテム
育毛剤の主な目的は、今生えている髪の毛を健康に保ち、抜けにくくすることです。頭皮の血行を促進したり、炎症を抑えたり、皮脂バランスを整えたりと、頭皮環境を健やかに保つ成分が中心に配合されています。
こんな方におすすめです:
- 抜け毛が増え始めたと感じている方
- 髪にハリやコシがなくなってきた方
- 頭皮がかゆい、脂っぽい、乾燥しているなどの違和感がある方
つまり、“薄毛予防”や“現状維持”を目的とする方には育毛剤が適しています。
発毛剤は“新しく髪を生やす”ことを目的としたアイテム
一方、発毛剤には毛根を刺激して、新しい髪の毛を生やすための有効成分が含まれています。多くの場合、「ミノキシジル」という発毛成分が含まれており、これは発毛効果がある成分として日本国内でも認可されています。
発毛剤は次のような方に適しています:
- 髪の密度が明らかに減ってきたと感じる方
- 地肌の透け感が目立つようになってきた方
- AGA(男性型脱毛症)の進行を実感している方
ただし、発毛剤は比較的作用が強く、人によっては副作用が出る可能性もあるため、使用には注意が必要です。
「育毛剤を使っても効果が出ない」は目的のズレかも
実は、「育毛剤を使ってるのに髪が増えない」という声は少なくありません。これは、すでに薄毛が進行している方が“育毛剤”で発毛を期待してしまっている場合に起こりやすい誤解です。
逆に、まだそれほど髪が減っていない段階で“発毛剤”を使うと、強すぎる刺激により頭皮トラブルを招くこともあります。
だからこそ、自分の髪の状態を正しく把握し、それに合ったアイテムを選ぶことが非常に大切です。
鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店では状態を見極めて最適提案
「自分には育毛剤と発毛剤、どちらが合っているんだろう?」と悩んでいる方は、まずは頭皮や髪の状態をしっかりチェックすることから始めてみてください。
鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店では、マイクロスコープによる頭皮診断をはじめ、髪の密度・太さ・頭皮環境などを丁寧に確認し、一人ひとりに合わせた育毛・発毛プランをご提案しています。
いまの状態に合わせたケアをすることで、無駄な時間や費用をかけずに、より効率的に髪の健康をサポートすることができます。
まとめ
「育てる」ための育毛剤、「生やす」ための発毛剤——似ているようで目的は全く違います。
どちらが良い・悪いではなく、「いまの自分の髪や頭皮の状態に何が必要か」を見極めることが大切です。
もし判断が難しいと感じたら、ぜひ一度、鹿児島スーパースカルプ発毛センター鹿児島中央店までお気軽にご相談ください。未来の髪のために、今日からできることを一緒に考えてみましょう。